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都知事選、オリンピックや福祉政策が争点=菅官房長官

1月9日、菅官房長官は東京都知事選に細川元首相が出馬を検討していると伝えられていることに関連し、「脱原発」の争点化には否定的な見解を示した。写真は2012年12月撮影(2014年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 9日 ロイター] -菅義偉官房長官は9日の会見で、2月に行われる東京都知事選挙に細川護熙元首相が出馬を検討していると伝えられていることについて「私から発言は控えたい」とする一方、2020年のオリンピックへ向けた対応や福祉政策が選挙の争点になると指摘、細川氏が掲げるとみられる「脱原発」の争点化に否定的な見解を示した。

複数のメディアは細川元首相が都知事選への立候補を検討していると伝えている。細川氏は脱原発を主張、小泉純一郎元首相が支援に回るとの見方もでている。

菅官房長官はこうした動きについて「全く掌握していない。出馬の自由は誰にでもある」としたうえで都知事選の争点について「オリンピックというイベントを控えている。国際的な問題、街のあり方、少子高齢化の中で福祉政策をどう展開するか、そういうことが都民の選択の中にあると思う」と述べた。

石田仁志

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