for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

日経平均大幅続落、リスクオフ加速で下げ幅600円超

2月4日、東京株式市場で日経平均は大幅続落。1万4000円割れが目前に迫る610円安で安値引けとなった。写真は都内の株価ボード(2014年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 4日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅続落した。新興国不安がくすぶる中、米経済成長の先行きに対する懸念が加わる格好でリスクオフが進行。円高も重しとなり、東京市場ではほぼすべての銘柄が下落した。

日経平均は、追い証を警戒する個人の投げ売りなどにも押され、大引けにかけて一段安。1万4000円割れが目前に迫る610円安で安値引けとなった。下げ幅は2013年6月13日(843円94銭安)以来の大きさ。

東証1部の売買代金は3兆6364億円と、SQ(特別清算指数)算出日を除き、2013年5月24日以来の高水準となった。

米供給管理協会(ISM)が発表した1月の製造業景気指数は、昨年5月以来の低水準となり、前日の米国株式市場は大幅続落。米経済成長に懸念が出てきたことから、外為市場で安全資産とされる円が買われたことも日本株の重しとなった。米国債や金などにも買いが入っていることから、市場では「明らかなリスクオフ局面に入った」(国内証券)との指摘も出ている。

また、その他のアジア株式市場でも株安が進んだことで、「売りが売りを誘う展開に拍車がかかった」(SMBC日興証券・株式ストラテジストの圷正嗣氏)という。日経平均はバリュエーション面で割安感が強まっているものの、7日に予定されている米雇用統計の下振れへの警戒感も出ているため、指標が出るまでは買いが入りづらい地合いが続くとみられている。

個別銘柄では船井電機6839.Tが大幅安。3日に2014年3月期の第3・四半期累計決算を発表。13年10─12月期では1億3000万円の営業赤字となったことが嫌気された。スタジオアリス2305.Tは昨年来安値を更新。同社は13年12月期の連結業績予想を下方修正、12年12月期と比較して一転減益となる見通しとなり、売りに押された。

半面、ソフトバンク9984.Tは朝方は売りが先行したものの、その後は切り返してプラス圏に浮上した。「9000円台から一時6000円台まで下がり、値ごろ感が出たとみた個人投資家が買いに動いているようだ」(松井証券シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏)という。

東証1部騰落数は、値上がり13銘柄に対し、値下がりが1764銘柄、変わらずが3銘柄だった。

梅川崇

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up