[9日 ロイター] - 短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)は9日、TikTokの組織改編を検討していると明らかにした。
関係筋によると、TikTokは本社を設置する計画も進めており、現在その初期段階にあるという。過去の発表によると、同社のオフィスの中で規模が最も大きいのはロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドン、ダブリン、ムンバイの5カ所。
ロイターは昨年、安全保障上の懸念を巡る米当局の調査を受けてTikTokが中国から距離を置く取り組みを進めていると報じた。
ここ数週間には、中印国境付近の係争地での軍衝突を受けてインドがTikTokなどのアプリを禁止したほか、ポンペオ米国務長官もTikTokを含む中国のソーシャルメディアアプリの禁止を検討していると述べた。
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