March 1, 2019 / 4:54 PM / 3 months ago

カナダ第4四半期GDP、予想下回る0.4%増 来週の利上げ公算後退

[オタワ 1日 ロイター] - カナダ統計局が発表した2018年第4・四半期の実質国内総生産(GDP)は年率換算で前期比0.4%増と、アナリスト予想の1.2%増を下回った。

原油輸出価格の下落が重しとなり、伸びは前四半期の2.0%から減速。16年第2・四半期以来の低水準となり、カナダ銀行(中銀)は6日の政策決定会合で利上げを見送るとの市場の見方が裏付けられた。

カナダ中銀は17年7月以来5回の利上げを実施しているが、今年1月に昨年第4・四半期の成長率見通しを2.3%から1.3%に引き下げていた。

ロイヤルバンク・オブ・カナダのシニアエコノミスト、ネイサン・ヤンセン氏は「予想よりも明らかに軟調だった。原油価格の下落が主な要因とみられる」と指摘。「カナダ中銀にとって利上げをしばらく休止する新たな論拠となる」と述べた。

中銀は金利が中立水準に向けて上昇する必要があるとの立場を示しているが、ポロズ総裁は前週、金融政策の引き締めの再開は急がない姿勢を示した上で、中立水準に戻す道筋は現在「極めて不透明」と述べている。[nL3N20G5KK]

BMOキャピタル・マーケッツの首席エコノミスト、ダグ・ポーター氏は「中銀の次の動きは利上げになると考えているが、12月まで動かないとみている。経済が現在の停滞から脱却したことを示す何らかの兆候が必要になる」と述べた。

第4・四半期の数量ベースでの輸出は0.1%減(非年率換算)と、前四半期の0.8%増から反転した。輸送を巡る問題でカナダの原油価格が急落し、原油・ビチューメンの輸出価格は34.3%下落した。

家計消費は0.2%増と、前四半期の0.3%増から減速。減速は2カ月連続となる。

住宅投資は住宅市場の軟化を反映し3.9%減となった。

統計局はまた、昨年10月に嗜好品としてのマリフアナ(大麻)の所持・使用が合法化されたことを受け、大麻が政府の統計に完全に組み入れられたことも明らかにした。第4・四半期は家計による大麻(合法・違法の双方を含む)消費は59億カナダドルと、家計消費全体の0.5%に相当した。

18年通年のGDP伸び率は1.8%と、前年の3%から減速。12月単月では0.1%減。過去4カ月のうち3カ月でマイナス成長となった。

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