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スペインのカイシャバンクとバンキアが合併発表、国内最大手行に

 9月18日、スペインの大手銀行カイシャバンクと国有化された銀行バンキアは合併すると発表した。写真は両行の支店の前を通る人たち。マドリードで撮影(2020年 ロイター/Juan Medina)

[マドリード 18日 ロイター] - スペインの大手銀行カイシャバンクCABK.MCと国有化された銀行バンキアBKIA.MCは18日、合併すると発表した。カイシャバンクはバンキアの企業価値を43億ユーロ(51億ドル)と評価した。資産総額6640億ユーロ超の国内最大手行が誕生する。

共同発表文によると、2023年までに年間約7億7000万ユーロのコスト面のシナジー効果が完全に達成できる見通し。5年間で約2億9000万ユーロの新たな年間収入も見込む。合併行の企業価値は160億ユーロ超になるという。

欧州の銀行は低金利やコロナ禍による景気低迷で苦境に陥っており、アナリストはコスト削減に向けた提携がさらに増えると見込む。

両行は今回、「合併」と表現しているものの、事実上はバンキアよりも時価総額で約3倍、資産規模で約2倍のカイシャバンクによる買収だ。

合意によると、バンキア株1株に対してカイシャバンク普通新株0.6845株を割り当てる。最初に合併が報じられる前の9月3日終値からみたプレミアムは20%、過去3カ月でみると28%のプレミアムになるという。

バンキアの企業価値は、17日終値で見た時価総額44億ユーロを若干下回っている。

最初にニュースが報じられて以降、バンキア株は約39%上昇、カイシャバンク株は14%上昇。

合意条件によると、カイシャバンクの株主は当初、合併行の資本のうち74.2%を占めることになり、バンキアの株主は残り25.8%を保有する。

ラ・カイシャの財団が完全支配するクリテリアがカイシャバンクの主要株主にとどまり、合併行の約3割を保有する。一方、スペイン政府は救済ファンドFROBを通じて16.1%を保有する。

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