米加州、2035年のガソリン車販売終了でＥＰＡに承認要請

［ワシントン　２３日　ロイター］ - 米カリフォルニア州は２２日、連邦政府に対し、州内で２０３５年までにガソリン車の新車販売を全面禁止する計画を承認するよう要請した。要請の書簡をロイターが確認した。

米カリフォルニア州大気資源委員会（ＣＡＲＢ）は昨年８月、３５年までに新車を全て電気自動車（ＥＶ）かプラグインハイブリッド車とする新規則を承認した。ＣＡＲＢは米環境保護局（ＥＰＡ）に対し、大気浄化法の免除措置を承認し、連邦政府よりも厳しいこの規則を実行できるようにすることを求めている。

バイデン政権はこれまで繰り返し、ガソリン車廃止の期日を設けることについて承認を拒否してきた。

ＥＰＡ報道官は、カリフォルニア州の要請を受け、検討のための市中協議を実施すると表明した。

カリフォルニア州と同じ規則を採用する州は増えている。