July 10, 2018 / 2:00 AM / 4 months ago

米加州、燃費規制で連邦政府と合意の余地=州当局者

 7月9日、米カリフォルニア州大気資源局(CARB)のメアリー・ニコルズ局長は、ロイターとのインタビューで、州独自の燃費規制改定を目指す方針に関し、規制強化を凍結する構えの連邦政府と数カ月内に打開策で合意する可能性があるとの見方を示した。写真はインタビューに答える同局長。サクラメントで209年1月に撮影(2018年 ロイター/Robert Galbraith)

[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米カリフォルニア州大気資源局(CARB)のメアリー・ニコルズ局長は9日、ロイターとのインタビューで、州独自の燃費規制改定を目指す方針に関し、規制強化を凍結する構えの連邦政府と数カ月内に打開策で合意する可能性があるとの見方を示した。

また、同州の規制改定を巡り自動車メーカーとの協議に応じる用意があると表明した。

ニコルズ局長によると、カリフォルニア州は2025年までの燃費規制の独自改定案を8月半ばに示す方針。自動車メーカーの規制順守を容易にする方策も提案する可能性があるとした。

「自動車メーカーがわれわれとの協議を求めるならば、応じる」と指摘。また、連邦政府に「現在の極端な提案を撤回するよう促すことができるかもしれない」と述べた。

米運輸省は5月にホワイトハウスに対し、26年にかけて燃費基準を20年の水準に凍結する案を提出。カリフォルニア州が連邦政府より厳格な基準を設定することを禁止する規定も盛り込まれた。来週にも同案が公表される見込み。カリフォルニア州は燃費基準の凍結を無効にするために訴訟を起こす構えで、法廷闘争が長引けば、自動車メーカーにとっては中ぶらりの状況が続くことになる。

ニコルズ局長によると、トランプ政権との交渉は「やや行き詰っている」という。カリフォルニアなど17州は5月、政権の燃費基準見直しを不服として訴訟を起こしている。

ただ、ニコルズ氏は「円満に解決する可能性があり、その時間的猶予がある」と強調した。カリフォルニア州が独自案を示す8月から、連邦政府案のパブリックコメント(意見公募)期間が終了する9月までが、合意をまとめる好機になるとの考えを示した。

現行の燃費基準はオバマ前政権が11年に導入し、25年までに1ガロン当たりの平均走行距離を2倍に延ばして約50マイルにすることを求めている。

米国自動車工業会(AAM)の広報担当、グロリア・バーグキスト氏は、「自動車メーカーは国で統一された規制が顧客にとって好ましいと考える。二重規制は自動車価格を引き上げることになるからだ。連邦政府とカリフォルニアに合意をまとめるよう求める」とコメントした。

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