[ロサンゼルス 14日 ロイター] - 米カリフォルニア州エネルギー委員会(CEC)は14日、エネルギー性能に関する規定について、全米で初めてコンピューターとモニターに適用することを決めた。
これらの機器が電力料金に占める割合は家庭向けで3%、商業向けで7%に上る。CECはこの計画が完全に実施された場合、消費者には年間3億7300億ドルの節約になり、少なくともサンフランシスコの全家庭が1年間に使う電力をセーブすることができるという。
CECはこれまで数年にわたり、コンピューターメーカーや消費者団体、米天然資源保護協議会(NRDC)などの環境団体と協力し、ルール作りを進めてきた。
NRDCは、新規制導入により化石燃料を燃やす発電で排出される温室効果ガスを年70万トン削減できるとしている。
同規制は2019年1月にデスクトップパソコンやノートパソコンに、モニターには同年7月に適用される。
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