[19日 ロイター] - 米カリフォルニア州で発生している同州史上最悪の森林火災で、1000人近くが行方不明となる中、当局は19日に捜索活動を強化した。だが、週内に降雨が予想されており、捜索の難航とともに危険な土砂崩れの恐れが出ている。
ビュート郡保安当局は18日夜、これまでに77人の死亡を確認したと発表。行方不明者数を1276人から993人に修正した。
カリフォルニア州当局の発表では、8日に発生した火災による消失面積は約6万1000ヘクタールに上り、66%が鎮火した。
米国立気象局(NWS)の気象予報センターによると、20日夜から23日にかけてサンフランシスコ北部で最大100ミリの降雨が予想されている。