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違法飼育のライオン、首相の特例指示で飼い主に返還 カンボジア

 カンボジアの民家で違法飼育されていた生後18カ月の雄ライオンが保護された問題で、フン・セン首相が個人的に乗り出す事態となり、飼い主に返還された。写真は飼い主に返還され自宅に戻ったライオン(2021年 ロイター/CINDY LIU)

[プノンペン 5日 ロイター] - カンボジアの民家で違法飼育されていた生後18カ月の雄ライオンが保護された問題で、フン・セン首相が個人的に乗り出す事態となり、ライオンが飼い主に返還された。

ライオンの飼育はソーシャルメディア「TikTok(ティックトック)」の動画が拡散されて近隣住民が通報したことから発覚し、警察と野生動物当局が6月27日に民家を捜索、ライオンを発見・保護した。飼い主は不当な扱いを否定、ソーシャルメディアではライオンの返還を求める投稿が相次いだ。

フン・セン首相は4日、フェイスブックで飼い主が適切な檻を作ることを条件に返還を指示。当局はライオンの飼育を違法としていたが、首相はライオンが小さいころから飼育され、家族のように扱われていたことから、このケースは特例だとした。

飼い主はロイターに、「最初は悲しかったが、その後興奮と感動がやってきた」と語った。

一方、英国の駐カンボジア大使は返還に反対を表明、ツイッターで、「絶滅が危惧される生物の飼育と取引を禁じるカンボジアの法律に抵触するもので、返還に失望した。不適切な監禁によるストレスと苦しみはいうまでもなく、野生動物の違法取引に対する国際的な対策にとって有害」と投稿した。

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