March 20, 2018 / 2:47 AM / a month ago

ケンブリッジ・アナリティカ、ケニア大統領の選挙運動演出=英TV

[ロンドン 19日 ロイター] - 米フェイスブック(FB.O)利用者の個人情報を米大統領選で利用した疑いが浮上している英データ分析会社ケンブリッジ・アナリティカが、ケニアのケニヤッタ大統領の過去2回の大統領選での選挙運動を演出していたことが明らかになった。英テレビ局「チャンネル4」が報じた。

 3月19日、米フェイスブック利用者の個人情報を米大統領選で利用した疑いが浮上している英データ分析会社ケンブリッジ・アナリティカが、ケニアのケニヤッタ大統領の過去2回の大統領選での選挙運動を演出していたことが明らかになった。写真は同社のアレクサンダー・ニックス最高経営責任者(CEO)。ポルトガルの首都リスボンで昨年11月撮影(2018年 ロイター/Pedro Nunes)

チャンネル4は、ケンブリッジの幹部らに対するおとり取材で極秘に録画した映像を放送。幹部らは世界中の政治家をだますために賄賂や元スパイなどを活用したと語っている。

ケンブリッジはビジネス手法に関する報道内容をすべて否定した。

米紙ニューヨーク・タイムズと英紙オブザーバーは17日、16年の米大統領選でトランプ陣営と契約していたケンブリッジ・アナリティカが、フェイスブック利用者5000万人以上の個人情報を収集していたという疑惑が浮上したと伝えた。

ケンブリッジの幹部、マーク・ターンブル氏は、チャンネル4のおとり取材で、ケニアの2013年と17年の総選挙・大統領選について、連立与党ジュビリー連合のためにマニフェストや演説原稿を作成、調査を実施するなど「全てを演出した」と発言。

ケニヤッタ大統領は13年に初当選し昨年8月に再選されたが、最高裁が手続き上の問題を理由に選挙結果を無効化しやり直しを命じたため、10月に2回目の選挙が行われた。

米大統領選で民主党候補だったヒラリー・クリントン氏は昨年9月、10月のやり直し大統領選はケンブリッジ・アナリティカの「プロジェクト」だとコメントしている。

ケンブリッジの幹部らはおとり取材で、メキシコやマレーシア、ブラジルなどの選挙で、ダミー会社を使って正体を隠しながら、選挙結果に影響を及ぼすための活動を行ったと語った。

アレクサンダー・ニックス最高経営責任者(CEO)は「当社は世界最大かつ最重要な政治コンサルタントなだけでなく、評価に見合う実績を出してきた。さまざまな形に正体を隠して活動する必要がある」と述べた。

ケンブリッジは報道に関し文書で、おとり取材班が非倫理的あるいは違法な意図を持っていないか探るために調子を合わせていただけと主張した。

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