January 31, 2020 / 3:39 AM / 19 days ago

金融のぜい弱性、利下げ効果弱める可能性=カナダ中銀副総裁

 1月30日、カナダ銀行(中央銀行)のボードリ副総裁は、高水準の家計債務など金融面でのぜい弱さは、利下げの効果を弱める可能性があるとの見方を示した。写真はカナダ銀行。オタワで2018年7月撮影(2020年 ロイター/Chris Wattie)

[オタワ 30日 ロイター] - カナダ銀行(中央銀行)のボードリ副総裁は30日、高水準の家計債務など金融面でのぜい弱さは、利下げの効果を弱める可能性があるとの見方を示した。

ケベック市での大学生に向けた講義で述べた。今後の金利動向には言及せず、インフレ率が低水準で安定し、予想可能な状況が引き続き理想的との考えを示した。

ただ、バランスシートや資産価格、リスクアロケーションに関連したぜい弱性がもたらすリスクの高まりにより、そうした状況を達成することは一段と困難になる可能性があるとの見方を示した。

主要国中銀が金融緩和に動く中、カナダ中銀は1年以上、政策金利を据え置いており、22日も市場の予想通り金利を1.75%に据え置いた。

同副総裁の講義後、金融市場は3月の利下げを約24%織り込んでいる。カナダドルは、1米ドル=1.3207カナダドル近辺で推移。

CIBCキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、ロイス・メンデス氏は「副総裁のスピーチは、世界経済が減速し、その結果カナダ経済の勢いも鈍化するなか、なぜ中銀がまだ利下げに動かないかについての説明に近い」との見方を示した。

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