March 4, 2020 / 4:16 PM / a month ago

カナダ中銀が0.5%大幅利下げ、必要なら追加措置も

[オタワ 4日 ロイター] - カナダ銀行(中央銀行)は4日、政策金利を0.5%ポイント引き下げ1.25%にすることを決定した。利下げは約5年ぶりで、0.5%の大幅利下げは金融危機に見舞われた2009年3月以来となる。世界的に新型コロナウイルスの感染拡大が進む中、国内経済の下支えに向け必要なら追加利下げを行う用意を示した。

カナダ銀行(中央銀行)は4日、政策金利を0.5%ポイント引き下げ1.25%にすることを決定した。利下げは約5年ぶりで、0.5%の大幅利下げは金融危機に見舞われた2009年3月以来となる。オタワで2017年5月撮影(2020年 ロイター/Chris Wattie)

新型ウイルスの流行はカナダ経済や世界経済の先行きに「重大な負の衝撃」をもたらし、消費者や企業の信頼感悪化や経済活動の圧迫につながると警告。市場は依然、良好に機能しているとはいえ、市場への潤沢な流動性供給を継続すると表明した。

その上で「状況の進展に応じ、経済成長の下支えや物価目標の達成に向け、必要なら一段の政策調整を行う用意がある」と強調した。

短期金融市場では早くも追加利下げの可能性を織り込み、4月15日の次回会合時に0.25%ポイントの追加利下げが決定される確率は約77%となっている。

スコシアバンクの資本市場経済部門バイスプレジデント、デレク・ホルト氏は「カナダ銀行は金融政策の一段の調整を行う用意があるとしており、これは政策対応が終わっていないということを明確に示している」と述べた。

カナダドルは対米ドルで1.3416カナダドルと、1.3358カナダドルから下落した。

カナダ銀行はまた「交易条件の悪化が継続した場合、所得の伸びは抑えられるほか、企業の設備投資は予想ほど回復していない」とし、今年1ー3月期の経済が予想を下回る可能性は高まりつつあるとの見方を示した。

前日には米連邦準備理事会(FRB)が0.5%ポイントの緊急利下げに踏み切ったばかり。

TDセキュリティーズのチーフカナダストラテジスト、アンドリュー・ケルビン氏は「前日のFRBによる緊急利下げを受け、カナダ銀行は窮地に立たされた。4月には少なくとも0.25%ポイントの利下げが必要になるだろう」と述べた。

*内容を追加しました。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below