May 21, 2020 / 10:12 PM / 14 days ago

カナダ、金利はおそらく低水準にとどまる=中銀総裁

[オタワ 21日 ロイター] - カナダ銀行(中央銀行)のポロズ総裁は21日、金利はおそらく低水準にとどまるとの見通しを示した。また、新型コロナウイルスの感染拡大による影響について、一部で懸念されているほど深刻にはならない可能性があると指摘した。6月3日の退任を前に記者団に述べた。

総裁はカナダ経済について、4月に中銀が公表した景気回復の最善のシナリオ通りになる見通しだと述べた。同シナリオでは第2・四半期の国内総生産(GDP)が、新型コロナ感染拡大前の2019年第4・四半期と比べて15%減少すると想定されている。

同中銀は新型コロナ危機を受けて、これまでに3回の利下げを実施。政策金利は過去最低の0.25%となっており、市場では来年まで追加利下げは予想されていない。

ポロズ総裁は「われわれは、人口統計的な理由や経済動向により、金利がおそらく低水準にとどまる時代にある。実際にどの程度の低さかは分からないが、20年や30年前のようにはならない」とし、「中央銀行の政策運営余地は、比較的限られるだろう」と語った。

また、4月にマイナスに転じたカナダのインフレ率に言及し「アンダーパフォームしていくのであれば、より緩和的な政策が長期間続くだろう」と述べ、そのために2%のインフレ目標があると指摘した。

新型コロナの感染拡大による影響については、一部の見方が「やや悲観的過ぎる」との認識を示した。成長が損なわれているのは経済活動が停止されているからで、行動要因が理由ではないと指摘。感染拡大を受けた経済活動の停止が解除されれば、生産は急速に回復する見込みだとした。

新型コロナ感染の第2波に関する質問には、実際に起きた場合は中銀が最悪のシナリオで想定したような打撃を与える可能性があると述べた。中銀は4月に最悪のシナリオでは第2・四半期GDPが19年第4・四半期と比べ30%減少すると想定した。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below