July 15, 2020 / 3:30 PM / 25 days ago

カナダ、コロナ前への景気回復「22年以降」 中銀が金利据え置き

[オタワ 15日 ロイター] - カナダ銀行(中央銀行)は15日、国内の経済成長が新型コロナウイルス禍以前の水準に回復するのは2022年以降になるとの認識を示した。

政策金利である翌日物金利の誘導目標は0.25%に据え置き、スラック(需給の緩み)が吸収され、2%の物価目標が持続的に達成されるまで金利を据え置くと強調した。

経済成長は20年に落ち込んだ後、21、22年に持ち直し、22年初頭にはコロナ前の水準に戻ると予想。ただ一時的に持ち直しても、社会的距離の影響や個人、企業の信頼感の低迷を背景に成長は緩慢になるとした。

また、石油生産が需要減や価格安を背景に「コロナ危機前よりもかなり低調な道筋をたどる」と指摘。新型コロナのパンデミック(世界的大流行)は22年半ばまでには収束するとみられるものの、それまでは不確実性がかなり根強く、世界的な回復の時期や力強さも地域によって異なる見込みとした。

その上で「新型コロナ感染の第2波が到来する恐れもあることなどから、総じてリスクは下向きに傾いているもようだ」と表明した。

BMOキャピタル・マーケッツのチーフエコノミスト、ダグ・ポーター氏は「中銀は経済が回復するまで緩和のペダルを全力で踏み込む姿勢を明確に示した」と述べた。

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