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[オタワ 22日 ロイター] - カナダ銀行(中銀)のウィルキンス上級副総裁は22日、金利上昇や住宅ローン基準の強化にかかわらず国内住宅市場の脆弱性は依然として高いとの認識を示した。
副総裁は会合で、住宅市場の諸問題は長期にわたり形成されたもので、早々には片付かないとした上で「脆弱性は弱まっているとはいえ、依然として高い」と語った。
中銀は前週、信用の基準強化以降、住宅ローンの質は改善したと指摘。また住宅市場が20%調整しても国内銀行の資本状況への影響はないとの試算結果を公表している。