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コロナ禍からの回復、極めて困難に=カナダ中銀総裁

カナダ中央銀行のマックレム総裁は15日、新型コロナウイルスの感染拡大で成長が弱まり、国内の景気回復は非常に困難な時期になり、さらなる低迷の恐れもあると述べた。オタワで2018年4月撮影(2020年 ロイター/Chris Wattie)

[オタワ 15日 ロイター] - カナダ中央銀行のマックレム総裁は15日、新型コロナウイルスの感染拡大で成長が弱まり、国内の景気回復は非常に困難な時期になり、さらなる低迷の恐れもあると述べた。

マックレム総裁はバンクーバーの経済団体での講演で、これまでは家計支出が回復を主導していたが、回復を持続可能にするには輸出や生産性、企業投資を押し上げる必要があると指摘。

「パンデミック(世界的大流行)からの経済回復は非常に難しい段階にある。近い将来、コロナ感染拡大が成長を鈍らせ、経済的な落ち込みが深まる可能性もある」とし、不確実性が高まっているほか、回復が長く不安定になると見通した。

また、輸出と企業投資は2008年の世界金融危機後よりも早く回復する可能性があるとしながらも、ワクチンが広く普及するまではサービスの輸出が苦戦するだろうと警告した。

最近のワクチンのニュースはポジティブだと改めて述べ、世界的な需要の復活がより確実になってきたと話した。

一方、カナダドルの上昇には懸念を示し、カナダの輸出が重要な米市場で打撃を受けていると述べた。演説を受け、カナダドルは0.7878米ドルと約2年半ぶりの高値を更新した。

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