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カナダ中銀、利下げ「検討さえしていない」=総裁

 1月25日、カナダ銀行(中央銀行)のマックレム総裁は、カナダのインフレ率はなお6%を超えているとし、現時点では一段の利上げが必要かどうかに注目しており、利下げは考えていないと述べた(2023年 ロイター/Blair Gable)

[オタワ 25日 ロイター] - カナダ銀行(中央銀行)のマックレム総裁は25日、ロイターのインタビューに応じ、現時点では一段の利上げが必要かどうかに注目しており、利下げは検討さえしていないと述べた。

市場では早ければ10月にも中銀が利下げに動くとの見方が出ているが、総裁の発言はこうした観測を後退させる内容だった。

カナダ中銀はこの日、0.25%ポイントの利上げを決定したが、これまでの利上げの累積効果を見極めるために利上げをいったん停止する可能性を示唆。発表を受け、市場の利下げ観測はいっそう高まり、今年下半期に50ベーシスポイント近い利下げがあると織り込んでいる。

マックレム総裁はインタビューで「状況が正常に戻り始める中、ある時点で緩やかな利下げが検討されるだろう」と指摘。ただ「インフレ率はまだ6%を超えている。利下げについて協議していない。検討さえもしていない。十分な措置を取ったかどうか自問している。(利上げの)一時停止は、十分なことを行ったか検証するためだ」と語った。

また、今後の利上げに対するハードルは、さらに上がっていると述べた。

総裁は、目先の最大のリスクとしては、中国経済の急速な再開で、世界の資源や石油の価格の上昇、世界的なインフレにつながることを挙げた。

もう1つの主な懸念にサービス価格のインフレを挙げ、予想通りにインフレが鈍化しない場合には追加措置を講じることになると語った。ただ、利上げの累積効果の見極めには十分に時間をかけ、次の動きについては慎重に検討すると強調した。

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