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カナダ雇用者、4月は過去最大の200万人減 失業率13%

[オタワ 8日 ロイター] - カナダ統計局が8日発表した4月の雇用統計は、雇用者数が199万3800人減と、過去最大の落ち込みを記録した。失業率は13.0%と過去最高水準に迫った。市場予想は雇用者数が400万人減、失業率は18%だった。

4月の雇用統計は予想ほど悪くなかったものの、新型コロナウイルスによる封鎖措置が解除された際に復職する見込みの一時帰休者110万人は反映されていないという。反映されていた場合、失業率は過去最高の17.8%になっていた。

3月は雇用者数が約100万人減、失業率は7.8%だった。

TDセキュリティーズのストラテジスト、アンドリュー・ケルビン氏は「失業率が13%というのは喜ぶことではないが、予想よりはずっと良い。雇用統計はおそらく実際の経済の弱さを控えめに表した数字だ」と指摘した。

カナダ当局が新型ウイルスの感染拡大を抑えるために外出自粛を勧告したことから生活必需品販売以外の事業は3月中旬以降閉まっている。ここ数週間は10州が徐々に経済活動を再開し始めた。

政府統計によると5月5日までに750万人以上が何らかの形で政府の雇用支援に申請した。

カナダ統計局は「ほぼ全て(97.0%)の新規失業者は一時的な解雇だった。封鎖措置が緩和された際に元の職場に戻る意向であることを示す」とした。労働参加率は59.8%と、3月の63.5%から低下した。

カナダ統計局は1976年1月に現在の雇用統計を開始したが、過去最高の失業率は1982年12月の13.3%。

4月はフルタイムが147万2000人、パートタイムが52万1900人減だった。

ロイヤルバンク・オブ・カナダの上級エコノミスト、ネイサン・ヤンセン氏は「依然として非常に悪い数字だ。200万人が失業している上、働いている人は通常より勤務時間が短い」と指摘する。「生産が大幅に落ち込み、4月に全体の経済活動が一段と低迷したことを示す数字だ」と述べた。

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