[16日 ロイター] - カナダ統計局が16日に発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前年比5.7%上昇した。上昇率は予想の5.5%を上回り、1991年8月(6.0%)以来の高水準となった。
2月はガソリン、食品、住宅など広範に物価が上昇。カナダ銀行(中央銀行)が設定するインフレ目標レンジ(1─3%)を11カ月連続で上回った。
ガソリンは32.3%、食品は7.4%、住宅は6.6%上昇。中銀が景気の伸び悩み度合いを判断するのに最適と見なすCPIコモンは2.6%上昇し、1月の2.3%から加速した。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」