[24日 ロイター] - カナダのフレイザー移民相は24日、2022年の移民受け入れ数が政府目標の43万人を上回るとの見通しを示した。記録的な移民申請に対応するため、最大1250人の職員を採用する計画も明らかにした。
年初から7月末までに27万5000人以上がカナダの永住権を取得したとし、今年の永住権取得者数は、政府目標の43万1000人を超える見通しだと述べた。
トルドー政権は15年の発足以来、国内経済の成長を後押しするため、毎年人口の約1%相当の移民を受け入れる方針を示している。
当局データによると、21年の国内人口は3700万人と、16年から5.2%増加した。移民の増加が人口の主な押上げ要因だった。
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