February 8, 2019 / 7:34 PM / 9 days ago

カナダ雇用統計は予想上回る、中銀3月会合なお金利据え置き見通し

2月8日、カナダ銀行(中央銀行)は、雇用統計が市場予想を上回り、景気の力強さが示された。写真は2015年8月、首都オタワで(2019年 ロイター/Blair Gable)

[オタワ 8日 ロイター] - カナダ銀行(中央銀行)は、雇用統計が市場予想を上回り、景気の力強さを示したにもかかわらず、来月の金融政策決定会合で政策金利を据え置く見通しだ。

カナダ統計局が8日発表した1月の雇用統計は雇用者数が6万6800人増と市場予想の8000人増を大幅に上回った。失業率は5.8%に上昇した。

雇用者数は過去3カ月で2回の大幅増を記録したが、エコノミストは低い賃金上昇率と原油価格の低下を背景に、中銀が次回3月6日の会合で政策金利を据え置くと予想する。ロイヤル・バンク・オブ・カナダのチーフエコノミスト補佐のポール・ファーリー氏は「そうした理由でカナダ銀行は緩やかなペースで利上げを進めるだろう」と述べた。

部門別では、サービス業が9万9200人増、卸売りと小売りが多く、専門職も伸びた。一方、生産業は3万2300人減った。農業と建設の減少が目立った。資源は4600人減だった。

TDセキュリティーズのシニア金利ストラテジスト、アンドリュー・ケルビン氏は、「かなり多くのセクターにおいて、カナダ経済がひどい状態にないことが強調された」との見方を示した。

パートタイム雇用は3万6000人増で、フルタイム雇用の3万0900人増を上回った。15―24歳が5万2800人増で全体を引っ張った。

もっとも若年層の失業率が11.2%とほぼ変わらずだったことを受け、15―24歳のパートタイム雇用の大幅増は直近の減少の反動に過ぎないとの見方も出ていた。

中銀が注目する正規雇用の平均賃金の伸びは1.8%で12月の1.5%から上昇した。

好調な雇用統計は次回の決定会合前の最後の主要な統計の一つだ。中銀は昨年12月の会合で政策金利を据え置いた。2017年7月から5回利上げしている。ポロズ総裁は先月17日に経済情勢によって、金融引き締めを停止したり、加速したりすると述べている。

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