[オタワ 11日 ロイター] - カナダのウィルキンソン環境・気候変動相は11日、新規の一般炭開発事業や既存鉱山の拡張計画を承認しないと表明した。環境に被害が及ぶ可能性があるためだとしている。
ウィルキンソン氏は「政府は、こうした開発事業が連邦管轄区域内で、容認できない環境に影響を及ぼす恐れがあると認識している。カナダ国内外の気候変動対策とも一致しない」と述べた。
同氏は声明で、主に発電で使用される一般炭に関し、唯一で最大の気候変動要因だとの認識を示した。
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