August 15, 2019 / 1:12 AM / 9 days ago

カナダ首相の司法介入疑惑、倫理委が報告書

 8月14日、カナダの倫理委員会は、カナダの大手建設会社SNCラバラン・グループへの司法介入疑惑に関する報告書を公表し、トルドー首相(写真)が同社の利益を不適切に促進しようとしたとの見解を示した。同日オンタリオで撮影(2019年 ロイター/ANDREJ IVANOV)

[オタワ 14日 ロイター] - カナダの倫理委員会は14日、カナダの大手建設会社SNCラバラン・グループ(SNC.TO)への司法介入疑惑に関する報告書を公表し、トルドー首相が同社の利益を不適切に促進しようとしたとの見解を示した。

同社はリビア当局に契約獲得のために賄賂を贈った疑惑で刑事訴追されていた。トルドー氏とその側近らは同社を不起訴処分とするよう、2018年に当時法相兼司法長官だったウィルソンレイボールド氏に圧力をかけたとされている。

倫理委員会のマリオ・ディオン委員長は14日の報告書のなかで、トルドー氏とその側近らは2018年に、SNCラバランは贈賄疑惑で裁判にかけられるべきだとの検察側の決定を弱体化しようとしたと指摘。

ウィルソンレイボールド氏の介入によりSNCラバランが恩恵を受ける立場にあることを踏まえると、トルドー氏の影響力はSNCラバランの利益を促進することになり、同社の利益を促進しようとしたこうした行動は不適切だとの見解を示した。

ウィルソンレイボールド氏は、検察側の決定を却下することを拒否し、1月の内閣改造で法相から退役軍人相へと異動させられ、2月に辞任した。その後、同氏は議会で、この問題で不適切な圧力をかけられていたと主張した。

一方、トルドー氏は「報告書を十分に受け入れる」とした上で、倫理委員会の結論の一部には同意できないと主張した。

トルドー氏は、SNCラバランを巡る検察側の決定について、ウィルソンレイボールド氏を説得して再考させようとしたことは認めた上で、カナダの雇用を守るために立ち向かったことでは謝罪できないと反論した。

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