April 1, 2019 / 8:52 PM / 18 days ago

カナダ中銀の低金利政策は正当、減速は一時的=ポロズ総裁

[イカルイト(カナダ・ヌナブト準州) 1日 ロイター] - カナダ銀行(中銀)のポロズ総裁は1日、金利を中立金利より低い水準に設定することが経済見通しにより引き続き正当化されているとしながらも、このところのデータで成長減速は一時的なものである可能性が示されているとの見方を示した。

同総裁はカナダ北部のイカルイトで開かれた鉱業関連の会合で、通商を巡る不確実性がカナダ経済だけでなく世界経済の重しになっていると指摘。ただこうした困難の中でもカナダ経済の調整が進んでいることを示す明確な兆候も出ているとし、「カナダ中銀は成長が潜在力を下回る状況は一次的なものとの見解を示してきたが、このところの経済指標はこうした見方と大方整合性が取れるものとなっている」と述べた。

カナダ中銀は2017年7月以来5回の利上げを実施。ただ前月の政策会合では政策金利を1.75%に据え置くことを決定し、国内外の経済が減速する中、追加利上げの時期を巡り「不透明性が増大」したとの認識を示した。次回の決定会合は4月24日に開かれる。

ポロズ総裁は国内経済については、エネルギー部門では今もなお世界的な原油安への対応が続いており、住宅部門では住宅ローンの新規則、および金利上昇への対応に予想よりも時間がかかっていると指摘。

ただこうした中でも昨年は35万人の新たな雇用が創出され、賃金は昨年第4・四半期に5%上昇したとし、まちまちな情勢が示されていることは「カナダで重要な構造的な変革が水面下で進んでいる可能性が示唆されている」と述べた。

このほか、保護主義的な通商政策はカナダに引き続き脅威となっているとしながらも、締結済みの貿易協定が緩衝材の役割を果たすとの見方を示した。

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