May 7, 2018 / 3:45 AM / 21 days ago

カンガルーがニンジン欲しさに観光客攻撃、豪公園で被害相次ぐ

[メルボルン 3日 ロイター] - シドニーから列車で2時間あまりのレイク・マコーリーにあるモリセット公園で、観光客が与えるニンジンの味を覚えた野生のカンガルーが、餌を求めて来園者を攻撃する事例が相次いでいる。旅行会社の担当者が、ロイターに現状を語った。

 5月3日、シドニーから列車で2時間あまりのレイク・マコーリーにあるモリセット公園で、観光客が与えるニンジンの味を覚えた野生のカンガルーが、餌を求めて来園者を攻撃する事例が相次いでいる。旅行会社の担当者が語った。ソーシャルメディアから入手した提供写真(2018年 ロイター/Kroosn Shuttle Service Pty Ltd)

問題の場所は、モリセット病院に隣接する丘陵地帯。ソーシャルメディアで「人に慣れていて、近づいて一緒に写真が撮れる愛らしい野生のカンガルー」がいるとの情報が拡散し、毎週最大2000人あまりの観光客が見物に訪れるという。

観光客は近づいて自撮り(セルフィー)で撮影しようとするが、ネットには、ジャンプして観光客に蹴りを入れているカンガルーの写真や、顔にひっかき傷を負った女性、おなかの傷から出血している男性の写真などが投稿されている。

公園へのシャトルサービスを行っているシェーン・ルイスさんはロイターに、「カンガルーは時々、状況に関係なく攻撃的になることがある。だが90%は、餌を与えようとした人に対して攻撃を加えている」と語り、野生動物が起こし得る事態を啓発するためけがの様子の写真を見せていると説明した。

シドニーのタロンガ動物園の栄養士ミッチェル・ショーさんは、カンガルーが甘みのあるニンジンに依存している可能性があると指摘。「人を見ると、甘いものをもらえるかもしれないと興奮し、攻撃的になる」と述べた。

ただショーさんは、自然な状態のカンガルーの食性は主に草であるため、ニンジンに含まれる糖分は効果的な栄養の吸収を阻害することになり、「緩慢で苦しみを伴う死」を招くと指摘。糖分を含む食物は有袋類にとって有害だと述べた。

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