February 9, 2018 / 9:18 AM / 5 months ago

ブログ:「猫の街」、イスタンブール

[イスタンブール(トルコ) 8日 ロイター] - イスタンブールの細い裏道では、猫が屋根や窓枠に腰掛け、玄関前では寝転がり、街角のあらゆるところで寝そべっている。

 2月8日、イスタンブールの細い裏道では、猫が屋根や窓枠に腰掛け、玄関前では寝転がり、街角のあらゆるところで寝そべっている。1月撮影(2018年 ロイター/Goran Tomasevic)

日光浴をしたり、毛づくろいをしたり、食べ物を探して店の中に走り寄ってくる猫たちは、欧州の大都市イスタンブールの日常生活において切り離せないものとなっている。

彼らは街の至る所にいる。高層オフィスビルのロビーを横切ったり、近くのバーの椅子の上で丸まって寝ていたりする。店のオーナーや地元の人たちは、近所の猫たちを名前でよく呼んでいる。まるで友達について話しているかのように、猫たちの秘密話をする。

イスタンブールで1月撮影(2018年 ロイター/GORAN TOMASEVIC)

冬の数カ月間、ペットショップのセールを利用して、毛むくじゃらのお隣さんが寒い夜をしのぐための小さなハウスを買ってあげる猫好きもいる。極寒の夜には、猫を自宅に連れて帰る人も。

「猫のことになると、カネに糸目を付けない人もいる」と、ペットショップ店員のオザンさんは言う。

「骨折したり、失明したり、おなかの調子が悪かったりする猫を保護して、病院に連れて行く。回復したら、また街に戻してあげるんだ」

イスタンブールで1月撮影(2018年 ロイター/GORAN TOMASEVIC)

流行に敏感なジハンゲル地区では、猫のための小さなシェルターがそこかしこに存在する。猫が混み合ったバーの最後の椅子を占領して居眠りし、目覚めると猫好きの客に触らせてあげるという光景は日常茶飯事だ。

美容師のエズラさんは休み時間中、勤務するサロンの外に腰掛け、2匹の猫をよくかわいがるという。近くの公園で動物たちの世話をすることで、つらい時を乗り越えられると語る。

「犬や猫に食べ物を与えるようになった。すると、とても気持ちが楽になった」とエズラさんは言う。

イスタンブールで1月撮影(2018年 ロイター/GORAN TOMASEVIC)

最適な休息場所やおこぼれを期待して、レストランの常連客のひざの上に飛び乗ってくる猫も珍しくない。

紙の回収で生計を立てているネジャティさんは毎朝、鶏肉を蒸してカートにぶら下げている。市内を回る中、猫たちに食べさせるためだ。

猫は神聖な動物だと、彼は言う。イスラム教の預言者ムハンマドが礼拝中、猫は毒ヘビから彼を守った話をしてくれた。

「愛すべきは人ではなく、猫だね。人間は恩知らずだ」

イスタンブールで1月撮影(2018年 ロイター/GORAN TOMASEVIC)

(写真:Goran Tomasevic 文責:Ali Kucukgocmen)

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