[台北/上海 18日 ロイター] - 米アップルAAPL.Oのサプライヤーの台湾企業、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)2474.TWは、2事業部門を14億3000万ドルで中国の藍思科技(レンズ・テクノロジー)300433.SZに売却することで合意した。
可成科技は、iPhoneなど向けの金属筐体(きょうたい)を製造する。
先月は同じくアップルサプライヤーの緯創資通(ウィストロン)3231.TWが中国の2工場を立訊精密工業002475.SZに33億元(4億7700万ドル)で売却することで合意している。
アナリストは、米中貿易戦争でサプライチェーン(供給網)の再編が起こる中、中国企業はiPhone製造網に参入しようとしていると指摘した。
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