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キャタピラーの第4四半期利益は予想割れ、中国需要減が響く 株価9%安

[28日 ロイター] - 米重機メーカーのキャタピラーの第4・四半期決算は、利益が市場予想を大幅に下回った。中国での需要減退やドル高、生産・輸送コスト拡大などが業績を圧迫した。

決算を受け、キャタピラーの株価は午前の取引で9%超下落した。

1株利益は2.55ドルと、リフィニティブのまとめたアナリスト予想の2.99ドルを下回った。

信用損失に絡む引当金の拡大や金融商品の評価損も圧迫要因となった。

総売上高は前年同期比11%増の143億4000万ドル。

売り上げは全地域の部門で増加し、最大市場の北米の好調が目立ったものの、中国の需要減が響き、アジア太平洋地区の建設機械事業は減収となった。

中国の売上高は全体の最大10%を占める。

振れの激しい原油相場動向の影響で、受注高は約8億ドル押し下げられた。

2019年の調整後1株利益見通しは11.75―12.75ドル。リフィニティブのアナリスト予想平均は12.73ドル。

ボンフィールド最高財務責任者(CFO)は、米法人税率の上昇が今年の利益への重しになるとの見通しを示した。

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