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豪コモンウェルス銀、7─12月期は利益が予想上回る 配当引き上げ

[シドニー 10日 ロイター] - オーストラリアの銀行最大手コモンウェルス銀行(CBA)が10日発表した上半期(7─12月)決算は、キャッシュ利益が減少した。ただ、貸倒引当金の減少や融資の伸びを背景に利益は市場予想を上回り、配当も前期から引き上げた。

継続部門のキャッシュ利益は38億9000万豪ドル(30億1000万米ドル)で、前年同期の43億6000万豪ドルから減少した。ロイターがまとめたアナリスト予想の37億6000万豪ドルは上回った。

貸倒引当金は8億8200万豪ドルで、前期比53%減少した。

中間配当は1株当たり1.50豪ドルで、昨年8月時の配当(同0.98豪ドル)から拡大した。ただ、前年水準(同2.00豪ドル)には届かなかった。

オーストラリアの国内銀行は昨年、超低金利や新型コロナ危機を受けた景気悪化の打撃を受けたが、雇用の回復や低金利に伴う住宅ローン需要の増加で収益見通しは改善している。

CBAのコミン最高経営責任者(CEO)は「見通しは明るいものの、回復ペースを損ねる健康や経済面でのリスクも多くある」と慎重な見方を示し、「低金利が引き続き収入への圧迫要因になる」と述べた。

一方、財務状況はかつてないほど強固で自己資本は当局が求める最低水準を100億豪ドル上回っているとし、今後余剰資金を株主に還元する可能性を示唆した。

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