June 10, 2020 / 10:10 AM / a month ago

ユーロ加盟候補国、参加基準満たせず=ECB

6月10日、欧州中央銀行(ECB)は、ユーロへの加盟が求められている国ですべての参加基準を満たしている国は現時点ではないとの報告書をまとめた。写真はECBのロゴ。フランクフルトで1月撮影(2020年 ロイター/Ralph Orlowski )

[フランクフルト 10日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は、ユーロへの加盟が求められている国ですべての参加基準を満たしている国は現時点ではないとの報告書をまとめた。一部の国は参加基準から逸脱していく可能性があるという。

デンマークを除くすべての欧州連合(EU)諸国は、参加基準を満たした場合、ユーロに加盟する義務があるが、約10年前のユーロ圏債務危機などを受けて、加盟には消極的な国が多い。

クロアチアとブルガリアは加盟を申請しており、一定の進展が見られるが、ガバナンスなど一定の基準を満たせていないという。

ECBは「スウェーデンを除くと、審査中の国の制度とガバナンスの質は相対的に低い。特にブルガリア、ルーマニア、クロアチア、ハンガリーがそうだ」と述べた。

7カ国中、5カ国はインフレ率が基準を上回っており、大半の国でインフレ率の収れんを維持できるか懸念があるという。中欧諸国の大半はインフレ率が3%に近いか3%を超えている。

ただECBは、大半の国が債務・赤字・金利の基準を満たしていると指摘。新型コロナウイルスの影響については、先行きが極めて不透明なため、一定程度しか考慮に入れなかったとしている。

ECBによると、中銀の独立性に関する法的要件を満たしている国はなく、クロアチア以外は財政ファイナンスの禁止に関する基準も満たしていない。

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