September 19, 2018 / 2:18 AM / 3 months ago

修復進むカイロのアルメニア人墓地、移住者らの歴史物語る

 9月17日、2014年に始まったカイロのアルメニア人墓地の清掃・修復作業が大詰めを迎えている。アルメニア人コミュニティの歴史を物語るこの墓地は20世紀に作られたもので、エジプト、アルメニアおよび欧州の建築デザインが施されている。写真は16日撮影(2018年 ロイター/Amr Abdallah Dalsh)

[カイロ 17日 ロイター] - 2014年に始まったカイロのアルメニア人墓地の清掃・修復作業が大詰めを迎えている。アルメニア人コミュニティの歴史を物語るこの墓地は、20世紀に作られたもので、エジプト、アルメニアおよび欧州の建築デザインが施されている。

アルメニア人は、10─12世紀のファーティマ朝時代にエジプトに移住しはじめ、1844年に当時エジプトを支配したムハンマド・アリーから旧市街に当たる場所に土地を付与された。その後、1924年に隣接する土地も与えられ、そこに墓地が建設された。

修復作業を統括する考古学者で保存の専門家であるNairy Hampikian氏は、「この場所が放置されていた時代がある。この地域がかつての様子に復元されたことは大きな功績だ」と説明。「まず墓地の通路のほこりをすべて除去した。清掃すると、ほこりに埋もれていた地面の文字が現れた」と述べた。

同氏は「墓石をみると1830年代、40年代、50年代のものもあった」と話す。

アルメニア人コミュニティはその後、政情や経済状況に応じて拡大・縮小し、現在は3000人程度となっている。

墓地は、アルメニア人社会の文化・宗教的な遺産。修復は2018年末に完了の予定。  

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