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原油急騰の引き金となった状況、OPECの手に負えず=事務局長

 3月7日、石油輸出国機構(OPEC)のバルキンド事務局長(写真)はエネルギー業界の会合「CERAWEEK」で、原油の国際価格急騰を招いた状況はOPECの手には負えないとの認識を示した。7日撮影(2022年 ロイター/Daniel Kramer)

[ヒューストン 7日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)のバルキンド事務局長は7日、原油の国際価格急騰を招いた状況はOPECの手には負えないとの認識を示し、ロシア産原油の供給が途絶えた場合、世界にこれを埋め合わせる十分な余剰能力はないと指摘した。

ロシアの原油および石油製品の輸出は日量700万バレルに上り、世界の供給量の7%を占めている。

バルキンド氏はエネルギー業界の会合「CERAWEEK」で、「世界には日量700万バレルを埋め合わせる能力はない」と語った。現在は地政学情勢で相場のペースが決まっており、OPECの手には負えないとした。

非加盟国を含むOPECプラスが今月の会合で減産を全面解除しなかった理由を問われ、バルキンド氏はロイターに、会合後に原油市場に新たな展開があったと説明した。

OPECプラスは市場の安定に引き続きコミットしており、新型コロナウイルス流行の最悪期に決めた大幅減産からの脱却を引き続き進めていると述べた。9月に減産が完全に解除される見通しだとした。

石油業界にとって資金調達は以前より難しくなっているが、今回の危機で、世界には石油・ガスへの投資をやめる余裕がないことが示されたと強調した。

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