December 27, 2017 / 3:30 AM / 4 months ago

イタリア著名シェフ、廃棄食材使い貧困者向けの無料食堂を展開

[ミラノ 22日 ロイター] - ミシュランで星を獲得しているイタリアの著名シェフ、マッシモ・ボットゥーラさんが来年、スーパーの廃棄される食材を利用して貧困者に無料で食事を提供するレストランを、パリとナポリに開店する。北部モデナにあるボットゥーラさんの高級レストランでは、1人当たりの料金は250ユーロ(約3万3000円)前後に上る。

 12月22日、ミシュランで星を獲得しているイタリアの著名シェフ、マッシモ・ボットゥーラさん(写真)が来年、スーパーの廃棄される食材を利用して貧困者に無料で食事を提供するレストランを、パリとナポリに開店する。写真は18日撮影(2017年 ロイター/Alessandro Garofalo)

ボットゥーラさんは、すでにミラノで貧困者向けのレストラン「レフェットリオ・アンブロジアーノ」を運営しており、今回はそれをチェーン展開する形となる。食事はボットゥーラさんら有名シェフが考案したレシピをもとに、廃棄される食材を活用して作られ、無料で提供されている。

ボットゥーラさんはロイターに「これらをごみと思ったことはない。パンくずも熟れすぎたトマトも茶色くなったバナナも、われわれの創造性をもって何ができるかを示す好機だ」と語った。

この活動は2015年、ボットゥーラさんがミラノ国際博覧会で飲食店の余った食材を再利用したことに端を発し、後にカトリック修道会のカリタス・アンブロジアーナ(ミラノ教区カリタス)の基金から支援を得て持続的な活動となった。

このレストランは従来の貧困者向け給食所と異なり、利用者は列に並ばずテーブルで食事を供される。この方法では1日の収容人数が96人に限られるが、ボットゥーラさんとカリタスは、こうした提供方法は利用者が自信を取り戻し、自分の人生をやり直す助けになると説明する。

国連食糧農業機関(FAO)によると、世界で毎年廃棄される食糧は、生産されたものの約3分の1に当たる13億トン前後に達している。

*名前の表記を修正して再送しました。  

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