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米シェブロン株主総会、二酸化炭素の排出削減強化案を承認

[26日 ロイター] - 米石油大手シェブロンの年次株主総会が26日開催され、同社製品の使用によって発生する二酸化炭素排出量を削減する案が承認された。

同社が発表した株主投票の暫定結果によると、同社製品を使用する他社の間接排出を対象とする「スコープ3」の削減案が61%の支持を得た。

同提案はシェブロンに削減の数値目標や期限の設定を義務付けるものではないが、株主の圧倒的な支持を得たことは、気候変動への取り組みが不十分だと考えられる企業に対する投資家の不満が高まっていることを示している。

同業エクソンモービルの株主総会では、物言う株主である小規模ヘッジファンドのエンジンナンバーワンが提案した4人の取締役候補のうち少なくとも2人が選出された。

また、オランダの裁判所は26日、英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルに対し、大幅な二酸化炭素排出削減を命じた。

石油・ガス会社は、自社製品がどのように使用されるかについてはほとんどコントロールできないと主張してきたが、投資家からの圧力の高まりを受け、排出量を削減し、気候変動対策での世界的な取り組みに沿う新たな手段の模索を余儀なくされている。バイデン大統領は、2050年までに排出量をネット(実質)ゼロにすることを目指している。

シェブロンの株主は、同社が反対していた他の提案に対しても強い支持を示した。ただ、取締役の選任と役員報酬についてはそれぞれ96%、94%の賛成多数で承認した。

50年のネットゼロを想定したシナリオに対して同社事業が与える影響に関する報告書の作成を求めた案などは、賛成が約48%にとどまり、かろうじて否決された。

シェブロンは気候変動の要因となる二酸化炭素の排出を削減すると表明しているが、欧州の多くの石油会社がすでに掲げるネットゼロを達成するための長期目標は設定していない。

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