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底堅い指標続けば、年内利上げに問題ない=米シカゴ連銀総裁
2016年10月5日 / 01:52 / 1年後

底堅い指標続けば、年内利上げに問題ない=米シカゴ連銀総裁

[オークランド 5日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は、底堅い経済指標が続けば、年内の利上げに問題はないと表明、さらなる利上げにはインフレ率が上向くことが必要だと述べた。ニュージーランドでの講演後、記者団に語った。

 10月5日、米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は、底堅い経済指標が続けば、年内の利上げに問題はないと表明、さらなる利上げにはインフレ率が上向くことが必要だと述べた。2015年6月イリノイ州シカゴで行われた銀行シンポジウムで撮影(2016年 ロイター/Jim Young)

総裁は、利上げするなら12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で行う可能性が高いとする一方で、11月の利上げも排除しなかった。

また、次の利上げの時期よりもその後の利上げペースの方が重要と強調し、インフレが実際に上昇し失業率がさらに低下する状況を確認したいとした。

「次の利上げの時期よりも、今後3年の展開に関心がある」と述べた。

大統領選が金融政策に与える影響については「わからない」とし、連邦準備理事会(FRB)は政府の財政政策スタンスを注視すると強調。「中銀がすべきは、財政政策が今後3─5年間経済に対して刺激的か、その反対となるかを見極めること。その後にインフレに対する影響を和らげるための行動をとるべきか決めなければならない」と述べた。

また総裁は、FRBが次の利上げを実施する際、コミュニケーションの内容を変えることを提案。その後の利上げについて「インフレ指標の動向次第だということを示すべき」との認識を示した。

インフレ率が持続的なベースで上向いていることを示すしっかりとした証拠を得たい、と述べたほか、インフレ期待がFRBのインフレ目標に沿っていることをもっと確信することを望んでいる、と強調。そのためには「非常に浅い」金利パスが必要になると語った。

昨年12月の利上げ以降、次の利上げ時期についてFRB内部の意見は割れている。エバンズ総裁は、世界的にインフレ圧力が弱い低金利・低成長環境の下、金利を急速、大幅に引き上げるべきではないと主張し続けている。

総裁は来年、米連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を得る。

*内容を追加しました。

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