December 28, 2018 / 3:26 AM / 5 months ago

ロシア国営原子力企業、チリにリチウム増産技術の供与を申し出

 12月27日、ロシア国営原子力企業ロスアトムはチリ政府に対し、電気自動車(EV)用電池の主要材料であるリチウムの増産技術の供与を申し出た。ロビイストが情報開示で提出した文書を、ロイター通信が確認した。写真はロスアトムのロゴ。フランスのビルパントで6月撮影(2018年 ロイター/Benoit Tessier)

[サンティアゴ 27日 ロイター] - ロシア国営原子力企業ロスアトムはチリ政府に対し、電気自動車(EV)用電池の主要材料であるリチウムの増産技術の供与を申し出た。ロビイストが情報開示で提出した文書を、ロイター通信が確認した。

ロスアトムの全額出資子会社ウラニウム・ワン・グループのロビイストは11月下旬、チリ経済開発公社(CORFO)や同国鉱業省の関係者らと個別に面会し、かん水からのリチウム回収率を持続的に引き上げ、リチウムの品質を改善することによって、政府のロイヤルティー収入を増やすことができると強調した。

11月22日付の文書によると、ロビイストはチリ当局者らに「ロシアの技術がチリ側の要件を満たし、期待に沿うなら、生産上限の引き上げを目指すSQMSQMa.SNやアルベマール(ALB.N)などの利権保有者に、ウラニウム・ワン・グループは進んで(技術を)導入する」と伝えたという。

リチウムを豊富に含むアタカマ塩原で操業しているSQMとアルベマールは、世界有数のリチウム生産大手。両社は先日、工程で使用するかん水の量を増やさずに生産上限を引き上げることを認められた。

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