September 5, 2018 / 1:54 AM / 21 days ago

中国、アフリカ借金漬け批判に反論 政府高官「根拠ない」

[北京 4日 ロイター] - 中国政府アフリカ事務特別代表の許鏡湖氏は4日、中国はアフリカの開発を支援しているのであって、借金を増やしているわけではないと述べ、アフリカ諸国に中国が持続不可能な債務負担を強いているとの批判に反論した。

中国の習近平国家主席は「中国アフリカ協力フォーラム」首脳会合の開幕式で、総額600億ドル(約6.7兆円)をアフリカの経済発展のために拠出すると表明。2015年にも同規模の投融資を約束していた。

いくつものアフリカ諸国は中国からの債務について再編を求めている半面、自国開発には中国の資金活用が依然として最も現実的な手段になっているというジレンマを抱える。

こうした中で許氏は「多額の債務を背負っているアフリカ諸国を詳しく分析すれば、中国は主要な債権者ではない(ことが分かる)。借金問題を中国に責任転嫁するのは意味も根拠もない」と主張した。

その上で中国は資金拠出先について、実行可能性調査(FS)を駆使し、アフリカ諸国の持続的発展に資するとともに、債務問題を避けられるようなプロジェクトを選別すると説明した。

また許氏は「われわれは、アフリカ諸国の資金調達コストを押し上げる国際経済情勢の変化や、大半の国が依存する輸出原材料の国際市況が下落しつつある事実を、考慮に入れる必要がある」と語り、これらの国の債務負担は長年にわたって積み上がったものだと付け加えた。

中国は借金を利用した外交を行っているとの見方を否定している。許氏も、アフリカの最貧国向けに中国が実施し、年末までに期限を迎える無利子ローンは償却されると強調した。

 9月4日、中国政府アフリカ事務特別代表の許鏡湖氏は、中国はアフリカの開発を支援しているのであって、借金を増やしているわけではないと述べ、アフリカ諸国に中国が持続不可能な債務負担を強いているとの批判に反論。写真は北京で開催された「中国アフリカ協力フォーラム」首脳会合での習近平国家主席。代表撮影(2018年 ロイター)

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