[13日 ロイター] - 中国農業省は13日、遺伝子組み換え作物8種類の輸入を承認したと発表した。このうちアルファルファは最初の輸入申請から10年余りを経ての承認となった。
世界の種子メーカーと米政府は決定を歓迎。世界最大級の農産物市場である中国の承認手続きが進まないことで、世界の遺伝子組み換え作物業界はこれまで輸出と生産を拡大しづらい状態だった。
ドイツのバイエルなどが加盟するバイオテクノロジー企業の業界団体は、「長く続いた壁の解消に向けた前向きな一歩だ」とした。
承認されたアルファルファ2種類は除草剤耐性のあるもので、米ランド・オレイクスの子会社が保有している。
このほか米コルテバ社の遺伝子組み換えキャノーラや、ブラジルで開発された遺伝子組み換えサトウキビも承認された。
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