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再送中国は覇権追求せず、ASEANとの首脳会議で習主席

(本文中の誤字を修正しました。)

 11月22日、中国の習近平国家主席(写真)は、東南アジア諸国連合(ASEAN)とのオンライン首脳会議で、中国とASEANが冷戦の暗闇を抜け、共同で地域安定を維持してきたという見解を示した。北京の人民大会堂で10月撮影(2021年 ロイター/Carlos Garcia Rawlins)

[北京 22日 ロイター] - 中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)は22日、オンライン首脳会議を開いた。議長を務めた中国の習近平国家主席は、中国が域内諸国を抑圧し覇権を追求することはないと表明した。中国国営メディアが報じた。

今回の会議は双方の対話開始から30年を記念して開催された。

習氏は、中国は決して覇権を追求したり、自国の規模を利用して小国に対する「いじめ行為」を行ったりせず、ASEANと協力して「干渉」を排除すると発言。

「中国はこれまで常にASEANの良き隣国、良き友人、良きパートナーであり、今後もそうあり続ける」とし、今回の会議が地域の平和や安定、発展に役立つとも述べた。

中国は南シナ海で領有権を主張し、ベトナム、フィリピンをはじめとする複数のASEAN加盟国と対立している。

フィリピンは18日、中国海警局(日本の海上保安庁に相当)の船3隻が南シナ海のフィリピン領環礁に向かう補給船を妨害し、放水銃を使用したとして「最も強い表現で」非難した。米国も、中国の行動を「危険で、挑発的で、正当化されない」と非難し、フィリピン船への武力攻撃を受けて米国の相互防衛義務を発動させる可能性があると警告した。

フィリピンのドゥテルテ大統領は22日の会議で、対立は嫌いだと述べ、法の支配が唯一の打開策との考えを示した。

習氏は会議で、中国とASEANは冷戦の闇から解放され、ともに地域の安定を維持してきたと語った。

中国はたびたび、アジア太平洋の同盟国と協力して中国の影響力拡大に歯止めを掛けようとする米国が「冷戦思考」にあると批判している。

関係筋によると、今回の首脳会議はミャンマーの代表者不在で行われた。欠席の理由は明らかになっておらず、ミャンマーの軍事政権報道官はコメント要請に現時点で応じていない。

ASEANは先月の会議で、2月のクーデターを主導したミャンマー軍トップのミン・アウン・フライン総司令官を排除した。

ミャンマー側は代理の代表の派遣を拒否し、ASEANが欧米の圧力に屈して内政不干渉の原則から逸脱したと非難した。

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