December 2, 2019 / 4:19 AM / 11 days ago

豪外相、中国に対し身柄拘束中の豪国籍作家の公正な扱いを要求

[シドニー 2日 ロイター] - オーストラリアのペイン外相は2日、スパイ容疑で中国当局に身柄を拘束されている中国系オーストラリア人作家、楊恒均(ヤン・ヘンジュン)氏が、手足を縛られた状態で毎日尋問を受けるなど、「容認できない」状態に置かれているとする声明を発表した。

楊氏は中国出身の元外交官。今年1月、ニューヨークから飛行機で中国の広州に到着し、上海へ移動する直前に拘束された。その後北京に移動させられ、8月にスパイ容疑で逮捕された。中国ではスパイ行為は死刑に処せられることもある。楊氏は、最近の作品では中国の政治に触れるのを避けているが、2000年代初めに民主化運動で知られるようになった。

中国当局は同氏が法に則った扱いを受けているとし、オーストラリア政府に対して介入しないよう求めていた。

しかし、ペイン外相は電子メールでの声明で、最近、拘束中の楊氏を訪ねた在北京オーストラリア領事館の職員の報告によると、同氏は「家族や友人との連絡を制限され、外部からますます孤立した状態にあり、手足を縛られた状態で再び毎日尋問されるようになっている」と明らかにした。そのうえで「これは容認できない」と表明した。

ペイン外相は、オーストラリア政府が中国当局に対して、楊氏にかけられている容疑について説明を求めるとともに、弁護士や家族と連絡を取れるようにするなど、国際基準に則った公正な扱いを要求したと明らかにした。

中国はオーストラリアにとって最大の貿易相手国だが、こうしたオーストラリア政府の発表に中国が反発する公算が大きく、両国の関係が今後ぎくしゃくする可能性がある。

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