November 25, 2019 / 9:58 AM / 17 days ago

中国新エネ車市場、来年は販売回復 自動車メーカー幹部ら見通し

[広州(中国)/上海 25日 ロイター] - 中国の新エネルギー車(プラグイン・ハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車など)市場について、自動車メーカーの幹部らは、来年は各メーカーが新モデルを投入するに伴い販売が回復すると予想するものの、政府の一段の支援措置が求められると指摘した。

 11月25日、中国の新エネルギー車(プラグイン・ハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車など)市場について、自動車メーカーの幹部らは、来年は各メーカーが新モデルを投入するに伴い販売が回復すると予想するものの、政府の一段の支援措置が求められると指摘した。写真は上海自動車ショーに出展した電気自動車の充電スタンド。4月17日、中国上海で撮影(2019年 ロイター/Aly Song)

中国政府は、新エネルギー車(NEV)を積極的に推進し、自動車メーカーにNEVの生産枠を設定している。しかし、政府の補助金削減計画の一環で、今年、NEV向けの補助金が大幅に削減されたために割高となり、10月のNEVの販売台数は前年比45.6%減少した。

補助金が削減される前は、NEV市場は好調で、昨年の販売は62%も増加していた。

独フォルクスワーゲン(VW)(VOWG_p.DE)の中国法人トップ、ステファン・ボーレンスタイン氏は前週、広州自動車ショーの合間にロイターのインタビューに応じ「来年のNEV市場は、かつてほどの勢いはないものの、引き続き成長するだろう」と述べた。

同氏によれば、復活のカギは、より多くの大手メーカーがNEVを投入すること。それにより、NEVが一段と主流になるという。「普通、これが差別化につながり、消費者の概念も変えて市場を牽引することになる」と述べた。

広州自動車ショーでは、VWのほか、トヨタ(7203.T)のレクサス、ダイムラー(DAIGn.DE)のメルセデス・ベンツ、テスラ(TSLA.O)が、新たなデザインの電気自動車を披露している。

最近、小米(1810.HK)などから4億ドルを調達した広州に本拠を置く電気自動車ベンチャー、XPengのブライアン・グー社長は、充電拠点の整備が、来年のNEV販売回復に寄与するとみている。

さらに、各メーカーのNEV参入に伴う価格の下落もプラスと指摘。

「約2年後には、電池コストが急減し、量産でコストが下がり、電気自動車は内燃エンジン車よりも大幅に安くなる」との見方を示した。

しかし、ロイターの取材に応じたメーカー幹部全員が楽観的な見方をしているわけではない。北京汽車(BAIC)の電気自動車部門、BAICブルーパーク(600733.SS)のゼネラル・マネジャー、マー・ファングリー氏は、業界は「多くのプレッシャーを感じている」とし、より支援的な政策が必要と述べた。

中国汽車工業協会(CAAM)の幹部はロイターに対し、政府機関の間で中長期的な業界支援策を検討中とし「われわれの取り組みは、インフラやサプライチェーンの改善など、実質的な消費サイドの要求に焦点を絞ったものになる」と語った。

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