[上海 18日 ロイター] - 中国汽車工業協会(CAAM)の幹部は18日、同国の新エネルギー車(NEV)販売は今後5年間に毎年40%超増加するとの見通しを示した。
CAAMが上海で開いたイベントで付炳鋒・常務副会長は、電気自動車(EV)や燃料電池自動車などのNEVの販売台数が今年、190万台に達し、22年は270万台になるとの同協会の予測をプレゼンテーション資料で示した。
米テスラや上海蔚来汽車(NIO)、小鵬汽車(シャオペン)、BYD(比亜迪)といったNEVメーカーは、政府の振興策を背景に中国国内の生産能力を拡大している。
中国の「EVの父」として知られる政府の産業政策顧問、万鋼氏は同イベントで、当局はNEV購入への優遇税制の期限を22年以降に延長する可能性があると指摘した。
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