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中国人民銀、オフショア銀行の人民元預金に預金準備率適用へ

[北京/香港 18日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は18日、オフショア銀行の中国国内の人民元預金に25日から銀行預金準備率を適用すると発表した。

これに先立ち、関係筋は16日ロイターに対して、人民元清算銀行にある元預金を対象に、現行ゼロ%の預金準備率を引き上げる方針と伝えていた。

人民銀行は18日、銀行預金準備率を25日から適用することを確認した。今回の措置は、国境をまたぐ人民元の流れを管理するための長期的なシステムの構築に役立つという。ただ、銀行に対する新たな制限を設けるかどうかは明らかにしていない。

コメルツ銀行(シンガポール)の新興国市場担当のシニアエコノミスト、Zhou Hao氏は「人民元が急速に下落することを見込んでいる投機筋に対する人民銀行の警告だ、と市場は受け止めている」と語った。

HSBCはリポートで「オフショア人民元の調達において引き締め効果をもたらす。先週伝えられた人民銀行の介入やここ数カ月の他の措置に続く動きだ」と指摘。「中期的には、人民銀行によるオフショア人民元管理の強化につながる」との見方を示した。

HSBC試算によると、昨年11月時点で、香港、台湾、シンガポール、韓国におけるオフショア人民元の預金残高は、1兆4500億元(2204億1000万ドル)だった。

一方で、ソシエテ・ジェネラル(香港)の金利ストラテジスト、フランセス・チェン氏は、この措置によりオフショア銀行が人民元をオンショアに持ち込むことが少なくなり、オフショアの流動性は改善されると指摘する。

預金準備率は、オフショア金融機関がオンショア金融機関に持つ人民元預金に適用されるが、外国中銀、金融当局、国際金融機関、ソブリン・ウェルス・ファンドは除く。

関係筋やHSBCのアナリストによると、今回適用対象となる預金は、オフショア銀行の中国本土にあるオフショア人民元預金や、オフショア決済銀行の中国本土の親銀行にあるオフショア人民元預金など。

*内容を追加します。

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