April 28, 2014 / 8:07 AM / 5 years ago

中国、鉄鉱石裏付けの資金調達めぐり調査要請=関係筋

[上海 28日 ロイター] - 中国の銀行監督当局は同国の銀行や地方政府に対し、鉄鉱石を裏付けとした資金調達を調査し、デフォルトリスクを最小限に食い止めるよう要請した。28日、関係筋がロイターに対し明らかにした。

当局による取り締まりを受けて、大きく積み上がった鉄鉱石在庫が大量に売りに出されるとの懸念が台頭し、鉄鉱石先物価格は急落した。

今月18日付けの文書によると、中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は地方の規制当局や銀行に対して、鉄鉱石を裏付けにした資金調達について調査を行い、精細な報告書を30日まで提出するよう求めた。

銀監会は、「地方当局は、商品を裏付けとする資金調達から発生するリスクの管理と鉄鉱石を裏付けとする資金調達のリスク評価で取り組みを加速する必要がある」とした。

中国の銀行は昨年終盤から徐々に鉄鋼業界への融資を絞っていたが、製鋼所の多くは今年初めに突然借り入れができなくなった、あるいは融資枠が大幅に縮小した状態に陥っていた。

信用状況の引き締まりを受けて一部の製鋼所は閉鎖を余儀なくされたが、残りの企業は鉄鉱石の輸入を増やし、より借り入れコストが低い貿易金融を通じて資金を融通してきた。また、輸入した鉄鉱石を国内で売却することで、現金の調達が可能となっていた。

鉄鉱石を裏付けとする資金調達の増加を背景に、第1・四半期の鉄鉱石輸入は前年同期比で約20%増加し、在庫は過去最高水準まで膨らんだ。

銀監会による調査要請のニュースを受けて、大連商品取引所の鉄鉱石先物価格DCIOcv1は4.5%下落してこの日の取引を終えた。下落率は2013年10月の取引開始後で最大となった。

スポット価格も下落した。

*内容を追加して再送します。

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