[上海 10日 ロイター] - 中国銀行保険監督管理委員会(CBIRC、銀保監会)の郭樹清主席は、銀行は不良債権の再拡大を警戒すべきとの考えを示した。上海で開催された金融フォーラムに、ビデオメッセージを寄せた。
金融デリバティブ商品には損失が出る可能性があることを投資家は認識すべきだとしたほか、ポンジスキーム(投資詐欺の一種)にも注意が必要と述べた。
主席は、違法な証券発行行為を厳しく取り締まると強調。シャドーバンキング(影の銀行)の活発化を阻止する構えを示した。
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