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中国当局、中小銀行のリスク管理強化へ 流動性支援も

[北京 12日 ロイター] - 中国銀行保険監督管理委員会(CBIRC)は12日、中小銀行に対する流動性のリスク管理を強化するほか、必要なら地方銀行に流動性支援を行うと述べた。

遼寧省営口市の沿海銀行では先週、取り付け騒ぎが発生。地方銀行で取り付け騒ぎが起きたのはこの2週間で2回目で、中小銀の経営状態に対する懸念が再浮上した。

CBIRC市中銀行部門の劉副長は記者会見で「銀行は非常に繊細な産業だ。われわれは流動性の危機管理制度を改善し、システミックリスクを回避する必要がある」と述べた。沿海銀行での取り付け騒ぎは悪いうわさが出回ったことによる偶発的な出来事で、銀行は通常営業に戻ったと説明した。

CBIRCの報道官は、景気や企業統治の欠陥により一部の銀行ではリスクが増えていると指摘した。

リスクが高い銀行について解決策を聞かれた劉氏は、まずは資本増強と企業統治の改善を通して自己解決することを促すと述べた。そのほか、構造改革や合併・買収(M&A)、破産などの方法があると付け加えた。

ただ中国の経済誌「財新」によると、CBIRCの周亮副主席は10日、中小銀行のM&Aを強いることはないと発言した。

CBIRCがこの日発表した市中銀行における不良債権比率は9月末時点で1.86%と、6月末時点から0.05%上昇した。リスクに耐える力を測る上で主要な指標とされる中核的自己資本比率は10.85%と、6月末時点から0.14%上昇した。

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