June 10, 2019 / 1:06 AM / 5 months ago

中国銀保監会、中小銀行のリスクは「管理可能」

[北京 9日 ロイター] - 中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)は、中小規模銀行のリスクは管理可能との見解を示した。中国人民銀行(中央銀行)が発行する金融時報に9日、インタビュー記事が掲載された。問題を抱える地銀を管理下に置いた先月の措置を受けて高まった投資家の懸念を和らげる動きとみられる。

 6月9日、中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)は、中小規模銀行のリスクは管理可能との見解を示した。写真は上海の金融街。昨年2月に撮影(2019年 ロイター/ALY SONG)

銀保監会は先月24日、「深刻な」信用リスクを理由に、内モンゴル自治区の包商銀行[BAOTO.UL]を管理下に置くと発表した。

当局はこれは単独のケースだとしている。しかし、中国政府は景気支援に向け銀行に融資を増やすよう促しており、債務や不良債権が増加する中、中小銀行のバランスシートの健全性を巡る懸念が高まっている。

銀保監会はインタビューで「現在、中小銀行の経営は順調だ。流動性も比較的潤沢で、全般的なリスクは十分に管理されている」とした。

また、人民銀行は9日、中小銀行を対象とした流動性支援を実施する方針を示した。銀行間取引の安定性に関する会議後に声明を発表した。

会議に参加した銀行によると、銀行間市場のボラティリティーは大幅に低下している。

銀保監会は、金融市場の安定を維持するため、大手銀行は小規模銀行との銀行間取引を継続することに前向きだと指摘した。一部の小規模銀行は銀行間市場からの短期の借り入れに大きく依存しており、問題が発生した場合、他行がリスクにさらされる。

銀保監会は、包商銀行の公的管理を受けて特に懸念が高まっているHengfeng銀行に言及し、同行の流動性は潤沢で通常の業務が行われていると強調。当局が引き続き同行をリスク管理とコンプライアンスの改善に導くとした。同行は山東省を拠点とし、同省主導で再編が進められている。

銀保監会はまた、包商銀行の資産と負債を再評価するため、次の段階として会計事務所や法律事務所、資産鑑定会社を選定する方針も明らかにした。

規制当局は同行の大口預金者と返済に関して合意に達したという。

人民銀によると、包商銀行の公的管理は、同行の株式89%を保有するトゥモロー・ホールディングスが、多額の銀行資金を不適切かつ違法に使用したことが原因。

銀保監会は、トゥモロー・ホールディングスがLangfang銀行やTaian銀行など10行以上の株式を自主的に新たな投資家に譲渡しており、同社に関連するリスクは抑制されていると説明した。

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