[北京 26日 ロイター] - 中国は26日遅く、海外でドル建て国債をローンチする。発行額は昨年の30億ドルを上回る見通しという。
中国財政省の当局者が26日、ロイターに明らかにした。
ロイターが入手したタームシートによると、中国政府はドル建て国債の発行に向け投資銀行13行にマンデートを付与した。2年前に海外市場での起債が再開されてから3回目の起債となる。
関係筋によると、当初のガイダンスは3年物が米国債+60ベーシスポイント(bp)前後、5年債が65bp前後、10年債が70bp前後、20年債が75bp前後。
中国は2017年に13年ぶりにドル建て債を起債。それ以降3回目の起債となる。2017年は20億ドルを調達。2018年は30億ドルを調達した。
中国は11月に過去15年間で初のユーロ建て債を発行し、44億ドルを調達した。アナリストは、将来、欧州からの資金調達が増えると予想している。