Reuters logo
中国10年債利回りが上昇、14年10月以来の高水準
2017年11月14日 / 06:10 / 5日後

中国10年債利回りが上昇、14年10月以来の高水準

[上海 14日 ロイター] - 14日の中国10年債利回りCN10YT=RRが一時4%に上昇し、2014年10月以来の高水準となった。市場の地合いが悪化する中、流動性の高い債券を売ってキャッシュポジションを確保しようとする動きが強まった。

同利回りは9月末から約37ベーシスポイント上昇している。

上海に本拠を置く地銀のトレーダーは「きょうの動きを表せる言葉があるとすれば悲惨の一言だ」と語った。

きょう発表された中国の10月鉱工業生産、小売売上高、1─10月の固定資産投資はいずれも市場予想を下回った。資金調達コストの上昇や政府の不動産過熱抑制策、大気汚染対策を受けて国内経済が一段と鈍化していることが浮き彫りとなった。

また、前日発表された10月の中国の新規人民元建て融資も予想以上に減少し、2016年10月以来1年ぶりの低水準となった。

地銀のトレーダーは「足元の市場のセンチメントは非常に弱い。悪いニュースは大幅な下落を意味する。きょうのように予想を下回る指標は大きな下落につながる。新たな情報が入らなくても、下げは続くだろう」と述べた。

政府債は通常、マクロ経済環境が悪化したときに資金の安全な逃避先とみなされるが、発展途上の中国の金融市場の大部分は流動性が低く、格付けの高い国債は社債などよりもポジションの解消が容易な資産クラスとなっている。

債券先物市場では、中心限月となる12月限CFTZ7の価格が0.37%下落した。

*内容を追加しました。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below